結論:どちらを選ぶか
公表されている仕様の範囲では、はっきりした差がありません。価格と、手持ちのレンズやアクセサリーで選んで問題ないところです。
それぞれの特徴
SIGMA 35mm F1.4 DG II | Art
SIGMAのLマウント/Eマウント用35mm単焦点レンズです。開放F値はF1.4、最短撮影距離は0.28m。全長約94mm、質量約530gです。
SIGMAが「歴代の35mm F1.4 Artで最高の光学性能」と説明する一本です。軸上色収差を抑えてボケの色づきを減らし、絞り羽根は11枚。反射を抑える新しいコーティングAAC(Advanced Amorphous Coating)を採用しています。フローティングフォーカスの採用で、先代より全長で約14%、質量で約20%減らしました。
- 開放F1.4は、フルサイズの広角単焦点の中では明るいほう。
- 質量530gは、フルサイズの広角単焦点の中では重いほう。
- 最短撮影距離0.28mは、フルサイズの広角単焦点の中では寄れないほう。
FE 35mm F1.4 GM
SonyのEマウント用35mm単焦点レンズです。開放F値はF1.4、最短撮影距離は0.27m。全長約96mm、質量約524gです。
F1.4の広角単焦点を、約524gと軽くまとめたG Masterです。表面を0.01ミクロン単位で管理する超高度非球面XAレンズ2枚とEDガラス1枚で、点光源のにじみ(サジタルフレア)を抑えたとしています。絞り羽根は11枚で開放付近から円形。最短撮影距離はAFで0.27m、MFなら0.25mまで寄れます。
- 開放F1.4は、フルサイズの広角単焦点の中では明るいほう。
- 最大撮影倍率0.23倍は、フルサイズの広角単焦点の中では大きいほう。
- 質量524gは、フルサイズの広角単焦点の中では重いほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| SIGMA 35mm F1.4 DG II | Art | FE 35mm F1.4 GM | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 67mm | 67mm |
| 最大径 | 73mm ✓ | 76mm |
| 全長 | 94mm | 96mm |
| 質量 | 530g | 524g |
質量はほぼ同じです。
性能
| SIGMA 35mm F1.4 DG II | Art | FE 35mm F1.4 GM | |
|---|---|---|
| 種類 | 単焦点 | 単焦点 |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 35mm | 35mm |
| 焦点距離(望遠端) | 35mm | 35mm |
| 開放F値(広角端) | F1.4 | F1.4 |
| 開放F値(望遠端) | F1.4 | F1.4 |
| 最小絞り | F16 | F16 |
| レンズ構成(枚) | 15枚 | 14枚 |
| レンズ構成(群) | 12群 | 10群 |
| 絞り羽根 | 11枚 | 11枚 |
| 最短撮影距離 | 0.28m | 0.27m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.185倍 | 0.23倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- SIGMA 35mm F1.4 DG II | Art:2026年発売予定/SIGMA公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- FE 35mm F1.4 GM:2021年2月12日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)