結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたいなら85mm F1.2 DG | Art、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならFE 85mm F1.4 GM IIという分かれ方になります。
SIGMA 85mm F1.2 DG | Art が有利な点
- 開放F値が明るい(F1.2/F1.4)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 絞り羽根が多い(13枚/11枚)
FE 85mm F1.4 GM II が有利な点
- 軽い(642g/905g、差は263g)
それぞれの特徴
SIGMA 85mm F1.2 DG | Art
SIGMAのLマウント/Eマウント用85mm単焦点レンズです。開放F値はF1.2、最短撮影距離は0.84m。全長約119.7mm、質量約905gです。
- 開放F1.2は、フルサイズの標準単焦点の中では明るいほう。
- 最大撮影倍率0.112倍は、フルサイズの標準単焦点の中では小さめ。
- 最短撮影距離0.84mは、フルサイズの標準単焦点の中では寄れないほう。
- 質量905gは、フルサイズの標準単焦点の中では重いほう。
FE 85mm F1.4 GM II
SonyのEマウント用85mm単焦点レンズです。開放F値はF1.4、最短撮影距離は0.85m。全長約107.3mm、質量約642gです。
ポートレート向け85mm F1.4の第2世代で、小型軽量化が大きな変更点です。先代より約178g軽い約642g(約20%減)、体積も約13%減。超高度非球面XAレンズ2枚とEDガラス2枚で収差を抑え、ボケの中に出る同心円状の輪線も防いだとしています。絞りリングはクリックのON/OFFを切り替えられます。
- 開放F1.4は、フルサイズの標準単焦点の中では明るいほう。
- 最大撮影倍率0.11倍は、フルサイズの標準単焦点の中では小さめ。
- 最短撮影距離0.85mは、フルサイズの標準単焦点の中では寄れないほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| SIGMA 85mm F1.2 DG | Art | FE 85mm F1.4 GM II | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 82mm | 77mm |
| 最大径 | 87.2mm | 84.7mm ✓ |
| 全長 | 119.7mm | 107.3mm ✓ |
| 質量 | 905g | 642g ✓ |
FE 85mm F1.4 GM IIのほうが263g軽い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(82mm/77mm)。
性能
| SIGMA 85mm F1.2 DG | Art | FE 85mm F1.4 GM II | |
|---|---|---|
| 種類 | 単焦点 | 単焦点 |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 85mm | 85mm |
| 焦点距離(望遠端) | 85mm | 85mm |
| 開放F値(広角端) | F1.2 ✓ | F1.4 |
| 開放F値(望遠端) | F1.2 ✓ | F1.4 |
| 最小絞り | F16 | F16 |
| レンズ構成(枚) | 17枚 | 14枚 |
| レンズ構成(群) | 12群 | 11群 |
| 絞り羽根 | 13枚 ✓ | 11枚 |
| 最短撮影距離 | 0.84m ✓ | 0.85m |
| 最大撮影倍率 | 0.112倍 ✓ | 0.11倍 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- SIGMA 85mm F1.2 DG | Art:2026年発売/SIGMA公式の製品情報(2026-09-20 確認)
- FE 85mm F1.4 GM II:2024年9月20日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)