結論:どちらを選ぶか
風景や物撮りで細部まで残したい、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならα7R VI、明るいレンズを昼間に開放で使う、室内や夜の撮影が多いならEOS R5 Mark IIという分かれ方になります。
α7R VI が有利な点
- 画素数が多い(6680万画素/4500万画素)。大きく伸ばす、あとから切り出す余地がある
- ボディが小さい(132.7×96.9×82.9mm/138.5×101.2×93.5mm)
- ファインダーが高精細(943.7万ドット/576万ドット)
- ファインダーが大きく見える(0.9倍/0.76倍)
- カードスロットが2つあり、同時に書き込んで保険をかけられる
EOS R5 Mark II が有利な点
- より速いシャッターが切れる(1/32000秒/1/8000秒)。明るいレンズを開放で使いやすい
- 常用ISOの上限が高い(ISO51200/ISO32000)
それぞれの特徴
α7R VI
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約6680万画素、連写は最高30コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は8.5段、動画は7680×4320まで記録できます。質量は約713gです。
αシリーズで最も画素数が多い6680万画素の機種です。α7Rシリーズとして初めて積層型センサーを積み、読み出し速度はα7R V比で最大約5.6倍。6680万画素のまま最高30コマ/秒の連写ができ、4K 60pもクロップなしで撮れるとしています。AIの処理を画像処理エンジンに統合したBIONZ XR2を搭載し、低感度では最大約16ストップのダイナミックレンジとしています。
- 画素数は6680万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- ボディ内手ブレ補正は8.5段で、フルサイズのカメラの中では強い部類。
- ファインダーは943.7万ドットで、フルサイズのカメラの中では高精細。
- 1回の充電で710枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- カードスロットが2つある。
EOS R5 Mark II
Canonのフルサイズカメラ(RFマウント)です。有効画素数は約4500万画素、連写は最高30コマ/秒。質量は約746gです。
高画素と速さの両立をうたう上位機です。Canonは、約4500万画素のまま電子シャッターで30コマ/秒を出せること、ローリングシャッターの歪みをEOS R5の約40%に抑えたことを挙げています。撮影後の処理も売りにしていて、カメラ内でノイズを減らすニューラルネットワークノイズ低減と、画素数を縦横2倍に拡大するアップスケーリングに対応します。
- 1回の充電で630枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- 画素数は4500万画素で、フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量746gは、フルサイズのカメラの中では重い部類。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| α7R VI | EOS R5 Mark II | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 943.7万ドット ✓ | 576万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.9倍 ✓ | 0.76倍 |
| 背面モニター | 3.2型 TFT駆動 | 3.2型 TFT式カラー液晶モニター |
| モニター解像度 | 209.5万ドット | 210万ドット ✓ |
| 記録メディア | SLOT1: SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress 2 Type … | カード1:CFexpressメモリーカード |
| 撮影可能枚数 | 710枚 ✓ | 630枚 |
| 幅 | 132.7mm ✓ | 138.5mm |
| 高さ | 96.9mm ✓ | 101.2mm |
| 奥行き | 82.9mm ✓ | 93.5mm |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 713g ✓ | 746g |
α7R VIのほうが33g軽く、外形寸法も最大10.6mm違います。
性能
| α7R VI | EOS R5 Mark II | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.9×24mm | 36×24mm |
| センサー形式 | Exmor RS CMOSセンサー | フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 6680万画素 ✓ | 4500万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | 8.5段 | — |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 32000 | ISO 100 - 51200 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 102400 | ISO 50 - 102400 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF | デュアルピクセルCMOS AF |
| 測距エリア分割数 | — | 1053分割 |
| フォーカスポイント数 | 759点 | — |
| 低輝度限界 | -6EV | -6.5EV ✓ |
| 被写体検出 | オート、人物、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | — |
| 連写(メカシャッター) | 10コマ/秒 | 12コマ/秒 ✓ |
| 連写(電子シャッター) | 30コマ/秒 | 30コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 150枚 | 230枚 ✓ |
| 最高シャッター速度 | 1/8000秒 | 1/32000秒 |
| 最高記録画質 | 7680×4320 | — |
| 記録色深度 | 4:2:2 10bit | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- α7R VI:2026年6月5日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- EOS R5 Mark II:2024年8月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)