結論:どちらを選ぶか
風景や物撮りで細部まで残したい、スポーツ・鉄道・飛行機・野鳥など動くものを撮るならEOS R6 Mark III、毎日持ち歩く・旅行に持っていく、室内や夜の撮影が多いならEOS R8 Mark IIという分かれ方になります。
EOS R6 Mark III が有利な点
- 画素数が多い(3250万画素/2420万画素)。大きく伸ばす、あとから切り出す余地がある
- メカシャッターの連写が速い(12コマ/秒/6コマ/秒)
- 1回の充電で撮れる枚数が多い(620枚/340枚)
- 動画の記録サイズが大きい(6960×4640/3840×2160)
- ファインダーが高精細(369万ドット/236万ドット)
- ファインダーが大きく見える(0.76倍/0.7倍)
EOS R8 Mark II が有利な点
- 軽い(546g/699g、差は153g)
- 常用ISOの上限が高い(ISO102400/ISO64000)
- ボディが小さい(131.4×90×79.7mm/138.4×98.4×88.4mm)
それぞれの特徴
EOS R6 Mark III
Canonのフルサイズカメラ(RFマウント)です。有効画素数は約3250万画素、連写は最高40コマ/秒、動画は6960×4640まで記録できます。質量は約699gです。
EOS R6シリーズとしては初めて3250万画素のセンサーを載せた機種です。Canonは、画素数が増えたぶんトリミングしても解像感が残ることと、それでも先代と同じ速さを保っていることを説明しています。対応レンズとの協調で中央8.5段の手ブレ補正、ディープラーニングを使った被写体の検出と追尾、RAWの画質を後から上げる専用ソフトへの対応も挙げています。
- 連写は最高40コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では速い部類。
- RAWで1000枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 1回の充電で620枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
EOS R8 Mark II
Canonのフルサイズカメラ(RFマウント)です。有効画素数は約2420万画素、連写は最高40コマ/秒、動画は3840×2160まで記録できます。質量は約546gです。
小型のフルサイズという性格はそのままに、先代になかったボディ内手ブレ補正を載せた機種です。Canonは対応レンズとの協調で中央7.5段としています。AFフレームを8方向に動かせるマルチコントローラー、動画の録画中がひと目で分かるタリーランプなど、操作まわりの追加も挙げています。
- 連写は最高40コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では速い部類。
- RAWで1000枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量546gは、フルサイズのカメラの中では軽い部類。
- 画素数は2420万画素で、フルサイズのカメラの中では少なめ。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| EOS R6 Mark III | EOS R8 Mark II | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 369万ドット ✓ | 236万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.76倍 ✓ | 0.7倍 |
| 背面モニター | 3.0型 TFT式カラー液晶モニター | 3.0型 TFT式カラー液晶モニター |
| モニター解像度 | 162万ドット | 162万ドット |
| 記録メディア | カード1:CFexpressメモリーカード | SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II/UHS-I/UHSスピードクラス… |
| 撮影可能枚数 | 620枚 ✓ | 340枚 |
| 幅 | 138.4mm | 131.4mm ✓ |
| 高さ | 98.4mm | 90mm ✓ |
| 奥行き | 88.4mm | 79.7mm ✓ |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 699g | 546g ✓ |
EOS R8 Mark IIのほうが153g軽く、外形寸法の差は最大でも8.7mmです、一日持ち歩くと差が出ます。
性能
| EOS R6 Mark III | EOS R8 Mark II | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.9×23.9mm | 36×24mm |
| センサー形式 | フルサイズCMOSセンサー | フルサイズCMOSセンサー |
| 有効画素数 | 3250万画素 ✓ | 2420万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 64000 | ISO 100 - 102400 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 102400 | ISO 50 - 204800 |
| AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF | デュアルピクセルCMOS AF |
| 測距エリア分割数 | 1053分割 | 1053分割 |
| 低輝度限界 | -6.5EV | -7.5EV ✓ |
| 連写(メカシャッター) | 12コマ/秒 ✓ | 6コマ/秒 |
| 連写(電子シャッター) | 40コマ/秒 | 40コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 1000枚 | 1000枚 |
| 最高シャッター速度 | 1/16000秒 | 1/16000秒 |
| 最高記録画質 | 6960×4640 | 3840×2160 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- EOS R6 Mark III:2025年11月21日発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- EOS R8 Mark II:2026年10月29日発売予定/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)