結論:どちらを選ぶか
遠くの被写体を大きく写したいならXF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、背景を大きくぼかしたい、毎日持ち歩く・旅行に持っていくならXF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRという分かれ方になります。
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR が有利な点
- より遠くを大きく写せる(600mm/400mmまで)
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR が有利な点
- 広角側が明るい(F4.5/F5.6)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 軽い(1375g/1605g、差は230g)
- 望遠側が明るい(F5.6/F8)
- より近くまで寄れる(1.75m/2.4m)
- 短い(210.5mm/314.5mm)
それぞれの特徴
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR
FUJIFILMのXマウント用150-600mmズームレンズです。開放F値はF5.6〜F8、最短撮影距離は2.4m。全長約314.5mm、質量約1605gです。
35mm判換算で914mm相当までカバーする超望遠ズームです。FUJIFILMは、一般的な600mmクラスより2割ほど軽くしたこと、インナーズームなのでズームしても全長が変わらずバランスが崩れないことを挙げています。17群24枚にスーパーEDレンズ4枚とEDレンズ3枚。手ブレ補正は5段で、手持ちでの撮影を想定しています。
- 望遠端600mmは、APS-Cの超望遠ズームの中では長いほう。
- 開放F5.6は、APS-Cの超望遠ズームの中では暗め。
- 質量1605gは、APS-Cの超望遠ズームの中では重いほう。
- 最短撮影距離2.4mは、APS-Cの超望遠ズームの中では寄れないほう。
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
FUJIFILMのXマウント用100-400mmズームレンズです。開放F値はF4.5〜F5.6、最短撮影距離は1.75m。全長約210.5mm、質量約1375gです。
Xマウントの超望遠ズームです。14群21枚の構成にEDレンズ5枚とスーパーEDレンズ1枚を使い、軸上色収差を抑えたとしています。手ブレ補正は5.0段で、流し撮りを検知すると上下方向だけの補正に自動で切り替わります。鏡筒に12か所13点のシーリングを施した防塵・防滴・−10℃対応で、テレコンバーター(XF1.4X/XF2X TC WR)も使えます。
- 望遠端400mmは、APS-Cの超望遠ズームの中では長いほう。
- 最大撮影倍率0.19倍は、APS-Cの超望遠ズームの中では小さめ。
- 質量1375gは、APS-Cの超望遠ズームの中では重いほう。
- 最短撮影距離1.75mは、APS-Cの超望遠ズームの中では寄れないほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR | XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 82mm | 77mm |
| 最大径 | 99mm | 94.8mm ✓ |
| 全長 | 314.5mm | 210.5mm ✓ |
| 質量 | 1605g | 1375g ✓ |
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRのほうが230g軽く、全長も104mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(82mm/77mm)。
質量はメーカーの公表値です。三脚座を含むかどうかなど、測り方の条件はメーカーによって違うことがあります。
性能
| XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR | XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | APS-C | APS-C |
| 焦点距離(広角端) | 150mm | 100mm |
| 焦点距離(望遠端) | 600mm ✓ | 400mm |
| 開放F値(広角端) | F5.6 | F4.5 ✓ |
| 開放F値(望遠端) | F8 | F5.6 ✓ |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 24枚 | 21枚 |
| レンズ構成(群) | 17群 | 14群 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 2.4m | 1.75m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.24倍 ✓ | 0.19倍 |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR:2022年7月14日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR:2016年2月18日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)