結論:どちらを選ぶか
数値の上ではα7 IVが優勢です。α7 IIIを選ぶ理由は、価格の差と入手のしやすさになります。
α7 IV が有利な点
- 画素数が多い(3300万画素/2420万画素)。大きく伸ばす、あとから切り出す余地がある
- ファインダーが高精細(368.6万ドット/235.9万ドット)
α7 III が有利な点
- 数値の上で目立つ差はありません。
それぞれの特徴
α7 IV
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約3300万画素、連写は最高10コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は5.5段、動画は3840×2160まで記録できます。質量は約658gです。
3300万画素の裏面照射型センサーに、α1やα7S IIIと同じ世代の画像処理エンジンを組み合わせた機種です。配線に銅を使って読み出しを速くし、Super 35mmでの4K 60p(4:2:2 10bit)記録に対応しました。常用ISOは100-51200。像面位相差の測距点をα7 IIIより増やし、AFの精度を上げたとしています。
- RAWで1000枚続けて撮れる。フルサイズのカメラの中では多い部類。
- 質量658gは、フルサイズのカメラの中では軽い部類。
- 連写は最高10コマ/秒で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
- ボディ内手ブレ補正は5.5段で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
α7 III
Sonyのフルサイズカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約2420万画素、連写は最高10コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は5段、動画は3840×2160まで記録できます。質量は約650gです。
2018年のベーシックモデルで、長く定番として扱われてきた機種です。2420万画素の裏面照射型センサーとフロントエンドLSIで読み出しを2倍にし、低感度で約15ストップのダイナミックレンジ、常用ISO100-51200としています。被写体認識AFや高画素は最近の機種に譲りますが、基礎的な画質は今も通用します。
- 1回の充電で710枚。フルサイズのカメラの中では持つほう。
- 質量650gは、フルサイズのカメラの中では軽い部類。
- ボディ内手ブレ補正は5段で、フルサイズのカメラの中では控えめ。
- ファインダーは235.9万ドットで、フルサイズのカメラの中では標準的。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| α7 IV | α7 III | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 368.6万ドット ✓ | 235.9万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.78倍 | 0.78倍 |
| 背面モニター | 3.0型 TFT駆動 | 3.0型 TFT駆動 |
| モニター解像度 | 103.7万ドット ✓ | 92.2万ドット |
| 記録メディア | SLOT1:SD (UHS-I/II対応)カード、CFexpress Type Aカー… | — |
| 撮影可能枚数 | 580枚 | 710枚 ✓ |
| 幅 | 131.3mm | 126.9mm ✓ |
| 高さ | 96.4mm | 95.6mm |
| 奥行き | 79.8mm | 73.7mm ✓ |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 658g | 650g |
質量はほぼ同じです、外形寸法の差は最大でも6.1mmです。
性能
| α7 IV | α7 III | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| センサー寸法 | 35.9×23.9mm | 35.6×23.8mm |
| センサー形式 | Exmor R CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー |
| 有効画素数 | 3300万画素 ✓ | 2420万画素 |
| ボディ内手ブレ補正 | 5.5段 ✓ | 5段 |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 51200 | ISO 100 - 51200 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 204800 | ISO 50 - 204800 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF | ファストハイブリッドAF |
| フォーカスポイント数 | 759点 ✓ | 693点 |
| 低輝度限界 | -4EV ✓ | -3EV |
| 連写(メカシャッター) | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW) | 1000枚 | — |
| 最高シャッター速度 | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
| 最高記録画質 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 記録色深度 | 4:2:0 10bit | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- α7 IV:2021年12月17日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- α7 III:2018年3月23日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)