結論:どちらを選ぶか
遠くの被写体を大きく写したいならFE 400-800mm F6.3-8 G OSS、背景を大きくぼかしたい、毎日持ち歩く・旅行に持っていくなら150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsという分かれ方になります。
FE 400-800mm F6.3-8 G OSS が有利な点
- より遠くを大きく写せる(800mm/600mmまで)
- 絞り羽根が多い(11枚/9枚)
- テレコンバーターが使える(1.4x・2.0x に対応)
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports が有利な点
- 広角側が明るい(F5/F6.3)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 軽い(2100g/2475g、差は375g)
- 望遠側が明るい(F6.3/F8)
- より近くまで寄れる(0.58m/1.7m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.345倍/0.23倍)
- 短い(263.6mm/346mm)
- フィルター径が小さい(95mm/105mm)。フィルター代を抑えやすい
それぞれの特徴
FE 400-800mm F6.3-8 G OSS
SonyのEマウント用400-800mmズームレンズです。開放F値はF6.3〜F8、最短撮影距離は1.7m。全長約346mm、質量約2475gです。
αレンズとして初めて800mmをカバーする超望遠ズームです。ズームしても全長が変わらないインナーズーム方式で、重心が動かずフレーミングが安定するとしています。EDガラス6枚を含む19群27枚。別売のテレコンバーターで最長1600mmまで伸ばせます。最短撮影距離は広角端1.7m、最大撮影倍率0.23倍。質量は約2475gです。
- 望遠端800mmは、フルサイズの超望遠ズームの中では長いほう。
- 開放F6.3は、フルサイズの超望遠ズームの中では暗め。
- 質量2475gは、フルサイズの超望遠ズームの中では重いほう。
- 最短撮影距離1.7mは、フルサイズの超望遠ズームの中では寄れないほう。
- テレコンバーターが使える(1.4x・2.0x に対応)。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports
SIGMAのLマウント/Eマウント用150-600mmズームレンズです。開放F値はF5〜F6.3、最短撮影距離は0.58m。全長約263.6mm、質量約2100gです。
SIGMAのSportsラインの超望遠ズームで、屋外で使い込むことを前提にした作りです。マウント部やリング、スイッチ類に防塵防滴を施し、三脚座はマグネシウム合金で90°ごとにクリックが入り、アルカスイスの雲台に直接付けられます。ズーム全域での光学性能と、高速・高精度なAFを説明の中心に置いています。
- 最短撮影距離0.58mは、フルサイズの超望遠ズームの中では寄れるほう。
- 望遠端600mmは、フルサイズの超望遠ズームの中では長いほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| FE 400-800mm F6.3-8 G OSS | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 105mm | 95mm |
| 最大径 | 119.8mm | 109.4mm ✓ |
| 全長 | 346mm | 263.6mm ✓ |
| 質量 | 2475g | 2100g ✓ |
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sportsのほうが375g軽く、全長も82.4mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(105mm/95mm)。
質量はメーカーの公表値です。三脚座を含むかどうかなど、測り方の条件はメーカーによって違うことがあります。
性能
| FE 400-800mm F6.3-8 G OSS | SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 400mm | 150mm |
| 焦点距離(望遠端) | 800mm ✓ | 600mm |
| 開放F値(広角端) | F6.3 | F5 ✓ |
| 開放F値(望遠端) | F8 | F6.3 ✓ |
| 最小絞り | F36-45 | F22-29 |
| レンズ構成(枚) | 27枚 | 25枚 |
| レンズ構成(群) | 19群 | 15群 |
| 絞り羽根 | 11枚 ✓ | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 1.7m | 0.58m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.23倍 | 0.345倍 ✓ |
| テレコンバーター | 1.4x・2.0x に対応 | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- FE 400-800mm F6.3-8 G OSS:2025年3月19日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports:2021年発売/SIGMA公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
ほかの組み合わせ
- FE 400-800mm F6.3-8 G OSS と FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS の違い
- SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports と TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD の違い
- LUMIX S 100-500mm F5-7.1 と SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports の違い
- FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS と SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports の違い
- SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS | Sports と SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS | Sports の違い