結論:どちらを選ぶか
背景を大きくぼかしたいならRF15-35mm F2.8 L IS USM、毎日持ち歩く・旅行に持っていく、小物や花を大きく写したいならRF14-35mm F4 L IS USMという分かれ方になります。
RF15-35mm F2.8 L IS USM が有利な点
- 広角側が明るい(F2.8/F4)。背景をぼかしやすく、暗い場所でも使いやすい
- 望遠側が明るい(F2.8/F4)
RF14-35mm F4 L IS USM が有利な点
- 軽い(540g/840g、差は300g)
- より近くまで寄れる(0.2m/0.28m)
- 大きく写せる(最大撮影倍率0.38倍/0.21倍)
- 短い(99.8mm/126.8mm)
それぞれの特徴
RF15-35mm F2.8 L IS USM
CanonのRFマウント用15-35mmズームレンズです。開放F値はF2.8、最短撮影距離は0.28m。全長約126.8mm、質量約840gです。
広角端15mmまで使えるF2.8通しの広角ズームです。Canonは、建築や風景で被写体から離れずに広く写せること、遠近感を強調した表現ができることを挙げています。ガラスモールド非球面レンズ3枚とUDレンズ2枚で収差を抑え、SWCとASCのコーティングでフレアやゴーストを減らす設計。手ブレ補正は最大5段です。
- 開放F2.8は、フルサイズの広角ズームの中では明るいほう。
- 質量840gは、フルサイズの広角ズームの中では重いほう。
RF14-35mm F4 L IS USM
CanonのRFマウント用14-35mmズームレンズです。開放F値はF4、最短撮影距離は0.2m。全長約99.8mm、質量約540gです。
F4通しの広角ズームで、広角端はEF16-35mm F4L IS USMより2mm広い14mmです。望遠端の35mmはそのままに、近くにも寄れるようにしたとしています。手ブレ補正はレンズ単体でCIPA基準5.5段、EOS R5との協調制御で約7段。14mmをカバーするレンズとしては初めて光学式手ブレ補正を載せたとしています。
- 最大撮影倍率0.38倍は、フルサイズの広角ズームの中では大きいほう。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| RF15-35mm F2.8 L IS USM | RF14-35mm F4 L IS USM | |
|---|---|---|
| フィルター径 | 82mm | 77mm |
| 最大径 | 88.5mm | 83.7mm ✓ |
| 全長 | 126.8mm | 99.8mm ✓ |
| 質量 | 840g | 540g ✓ |
RF14-35mm F4 L IS USMのほうが300g軽く、全長も27mm短い。フィルター径が違うので、フィルターは使い回せません(82mm/77mm)。
性能
| RF15-35mm F2.8 L IS USM | RF14-35mm F4 L IS USM | |
|---|---|---|
| 種類 | ズーム | ズーム |
| 対応フォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離(広角端) | 15mm | 14mm |
| 焦点距離(望遠端) | 35mm | 35mm |
| 開放F値(広角端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 開放F値(望遠端) | F2.8 ✓ | F4 |
| 最小絞り | F22 | F22 |
| レンズ構成(枚) | 16枚 | 16枚 |
| レンズ構成(群) | 12群 | 12群 |
| 絞り羽根 | 9枚 | 9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.28m | 0.2m ✓ |
| 最大撮影倍率 | 0.21倍 | 0.38倍 ✓ |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- RF15-35mm F2.8 L IS USM:2019年9月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- RF14-35mm F4 L IS USM:2021年9月発売/Canon公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)