結論:どちらを選ぶか
スポーツ・鉄道・飛行機・野鳥など動くものを撮る、室内や夜の撮影が多いならα6700、手持ちで遅いシャッターを使う、充電できない場所で一日撮るならX-S20という分かれ方になります。
α6700 が有利な点
- メカシャッターの連写が速い(11コマ/秒/8コマ/秒)
- 常用ISOの上限が高い(ISO32000/ISO12800)
- ボディが小さい(122×69×75.1mm/127.7×85.1×65.4mm)
- ファインダーが大きく見える(1.07倍/0.62倍)
X-S20 が有利な点
- ボディ内手ブレ補正が強い(7段/5段)
- 1回の充電で撮れる枚数が多い(800枚/570枚)
- より速いシャッターが切れる(1/32000秒/1/8000秒)。明るいレンズを開放で使いやすい
- 動画の記録サイズが大きい(6240×4160/3840×2160)
- 背面モニターが高精細(184万ドット/103.7万ドット)
それぞれの特徴
α6700
SonyのAPS-Cカメラ(Eマウント)です。有効画素数は約2600万画素、連写は最高11コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は5段、動画は3840×2160まで記録できます。質量は約493gです。
APS-Cの上位機で、Sonyはフルサイズ上位で培った技術を下ろしたと説明しています。2600万画素の裏面照射型センサーに、被写体認識を強化した世代のAF。ボディ内手ブレ補正を備え、動画は専用機ゆずりの機能を載せたとしています。RAWはロスレス圧縮を選べて、連続撮影できる枚数を増やせます。
- 1回の充電で570枚。APS-Cのカメラの中では持つほう。
- ボディ内手ブレ補正は5段で、APS-Cのカメラの中では控えめ。
- ファインダーは235.9万ドットで、APS-Cのカメラの中では標準的。
- 連写は最高11コマ/秒で、APS-Cのカメラの中では控えめ。
X-S20
FUJIFILMのAPS-Cカメラ(Xマウント)です。有効画素数は約2610万画素、連写は最高30コマ/秒、ボディ内手ブレ補正は7段、動画は6240×4160まで記録できます。質量は約491gです。
小さいボディに一通りを詰めた機種です。FUJIFILMは、握りやすい大型グリップ、5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正、大容量バッテリーNP-W235を挙げていて、撮影可能枚数はX-S10の2倍以上(エコノミーモードで800枚)としています。AFはX-H2Sで新しくした予測アルゴリズムを載せ、AUTOモードでは被写体の種類を自動で判別します。
- 1回の充電で800枚。APS-Cのカメラの中では持つほう。
- RAWで88枚続けて撮れる。APS-Cのカメラの中では多い部類。
- 連写は最高30コマ/秒で、APS-Cのカメラの中では速い部類。
- ファインダーは236万ドットで、APS-Cのカメラの中では標準的。
2つ目の段落は、メーカーが公式サイトで挙げている特長を当サイトが読んで要約したものです(引用ではありません)。箇条書きは、メーカーが公表している仕様の数値を、当サイトが収録している同じクラスの製品と比べたものです。
外観とサイズ
| α6700 | X-S20 | |
|---|---|---|
| ファインダー解像度 | 235.9万ドット | 236万ドット ✓ |
| ファインダー倍率 | 1.07倍 ✓ | 0.62倍 |
| 背面モニター | 3.0型 TFT駆動 | 3.0型バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
| モニター解像度 | 103.7万ドット | 184万ドット ✓ |
| 記録メディア | SD (UHS-I/II対応)カード用スロット | SD/SDHC/SDXC (UHS-II対応) |
| 撮影可能枚数 | 570枚 | 800枚 ✓ |
| 幅 | 122mm ✓ | 127.7mm |
| 高さ | 69mm ✓ | 85.1mm |
| 奥行き | 75.1mm | 65.4mm ✓ |
| 質量(バッテリー・カード込み) | 493g | 491g |
質量はほぼ同じです、外形寸法も最大16.1mm違います。
性能
| α6700 | X-S20 | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | APS-C | APS-C |
| センサー寸法 | 23.3×15.5mm | 23.5×15.6mm |
| センサー形式 | Exmor R CMOSセンサー | X-Trans CMOS 4 |
| 有効画素数 | 2600万画素 | 2610万画素 ✓ |
| ボディ内手ブレ補正 | 5段 | 7段 ✓ |
| 常用ISO感度 | ISO 100 - 32000 | ISO 160 - 12800 |
| 拡張ISO感度 | ISO 50 - 102400 | ISO 80 - 51200 |
| AF方式 | ファストハイブリッドAF | インテリジェントハイブリッドAF |
| 測距エリア分割数 | — | 117分割 |
| フォーカスポイント数 | 759点 | — |
| 低輝度限界 | -3EV | — |
| 被写体検出 | 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機 | — |
| 連写(メカシャッター) | 11コマ/秒 ✓ | 8コマ/秒 |
| 連写(電子シャッター) | — | 30コマ/秒 |
| 連続撮影可能枚数(RAW)※測り方が違うため優劣なし | 59枚 | 88枚 |
| 最高シャッター速度 | 1/8000秒 | 1/32000秒 |
| 最高記録画質 | 3840×2160 | 6240×4160 |
| 記録色深度 | 4:2:0 10bit | — |
ここで比べているのは、メーカーが公表している数値だけです。写りや操作感、レンズの選択肢、値段の動きは含みません。決めきれないときは、店頭で実機を握ってみてください。持ったときの感触とメニューの相性は、数値に出ません。
発売日と出典
- α6700:2023年7月28日発売/Sony公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)
- X-S20:2023年6月29日発売/FUJIFILM公式の製品情報(2026-09-20 確認)/特長のページ(2026-09-20 確認)